今年40歳になる私の長女が、まだ小学生の低学年ごろからのお付き合いですから
かれこれ、35年間に近いお付き合いになるヒナさん
盆栽にかける情熱にかけては、人後に落ちないものがあります
何せ、5年ほど前に家の立て直し時に、盆栽の置き場と作業場兼用の書斎とを新築のコンセプトとして臨んだほどです
盆栽の技術面においても、この数年、スクールの仲間になったハシやんの大胆な構想と実行力に刺激されたのでしょう
一皮も二皮もむけて上達が目に見えてきています
やはり、何につけても、持つべきものは良き友(ハシやん)ですね
さて、そのヒナさんの杜松中品
かつて2009/10/17に一度取りあげている項も参照しながらご覧下さい
枝の葉数も増えたので、全体の構図にも安定感が出てきました
以前からの懸案であった、鉢サイズの縮小も果たせました(キリッとした緊張感がでました)
さらに充実を図るため、利き枝(1)はやや伸ばし気味に培養中
同じく芯(2)も、もう少しの間は徒長させます
問題は(3)です
かなり鉢サイズを締めたので、ヒナさんはかなり植付けに苦心をしていましたが
このように画像でみると、やはり少々右に寄り過ぎてしまったようですね
このように、作業中に納得したつもりでも
あとで画像で確認すると、物足りなさが残ることはよくあります
ただ、現在まだ養成中なので、その事実だけをしっかり把握しておけばいいと思いますよ
毎年の植替えは樹勢を損なうもとにもなるので、急いでやり直す必要はありません
今年一年しっかり肥培して葉数をふやします
来年からは将来の輪郭線や枝の弾みを念頭において、おおよそこの画像のように利き枝と樹冠部の短縮を実行します
植替えは中2年か3年で行ないますが、その時は図のように向かってやや左に寄せて植替えましょう
右前隅の立ち上がりのジンと鉢内側の隅との間に2~3㎝の間隔ができれば、構図的にぐーんと安定します
がんばれ、もう一息!
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