昨年の秋にご紹介したターさんの山ずみ
冬の間はターさんの休みが多かったので,元気かどうか気にかかっていました
というのも、昨年のターさんは、夏から秋にかけやや水を切らせ
秋の落葉期のかなり前から、わずかの葉を残している状態だったからです
そのときの状態は、すでにみなさんにはお知らせしたとおり
診断したところは心配なしとの私の結論でしたが、やはりその後の長い冬越しのあとですから・・・
さて、半年ぶりにお目にかかるずみ、状態はどうでしょうか?
ご覧のように、あれほどの気のもみようは、さいわいにも杞憂でありました
ターさんもかなり心配したらしく、仕立て鉢に移し用心深く冬越しの管理をしたそうです
さらに樹勢が回復しただけでなく実もしっかり成りました
やや樹勢を落としたことがかえって適度な制御となり、このような実成りにつながったのでしょう
ご存じのように、あまりにツンツンと勢いよく伸びる若い枝には花芽がつきません
花芽は適度に制御された中くらいの勢いの枝にくるのがふつうですね
葉がすっかり繁ってしまったので、不要枝の剪定はもう出来ませんから
芯の部分(カットパスターを貼った箇所)を一節つめて、もうしばらく様子を見ることにします
もちろん、実成り樹種でも楓やもみじの雑木類とおなじく
あまりに徒長した枝先や繁りすぎた葉は透かしたり葉切りをして、日光と風の通しをよくする作業は必要です
その作業はもう一ヶ月ほど先のことになりそうです
ターさん、ご無事でよかったね!
0 件のコメント:
コメントを投稿