基本が出来上がったくちなしで、さらに小枝をふやしながら
しまった樹形を維持したいときに、一年おきくらいに強い刈り込みをします
暖かい気候を好むくちなしは、切り込みも植替えも5月には入ってからが適期となります
作業前の姿(樹高8.0cm)
要所に針金がかかっているので、まずそれを外します
このように基本形が出来上がっている場合の剪定は、いわゆるバリカン刈りでよろしい
まず頭頂部から始めますが、この箇所の切り込みの深さが全体の基準になります
頭頂部付近の切り込みの深さ(樹高)を決めます
頭頂部を基準にして全体のバランスを見ながら刈り込みを進めます
全体の骨組みが見えてきました
次の段階では、細部の枝にも気を配りながら、すべての葉を刈り取ります
葉をすべて刈り取ったあと、今までの枝の長さや植え付け角度などを再点検して見ます
このくちなしの場合は、単にサイズを短縮しただけで、大きな変更はありませんでした
樹高8.0cm
ただ、しっかりした本格模様木なので、丸鉢から長方鉢への植替えの準備にかかったところ
根の張り具合が満足のいくほどではありませんでした
それで急遽予定を変更し、仕立て鉢にて根作りと木作りをすることにしました
仕立て鉢に入れておく期間は2年間の予定です
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