2007年12月24日月曜日

究極の針金かけ


樹高8.5×左右12.5cm

足元に器用な模様のある黒松、一枝と二枝も低い位置にあって腰の据わった姿が魅力

そのせっかくの足元の模様を幹の途中でダラケさせては、平凡な模様木になってしまいますから
頭をつぶすつもりで、コケ順に従って下から芯までしっかりときつい模様をつけます

しかし、足元から葉先までのサイズはわずかに8.5cm
この短い距離にしっかりと針金を巻いてきつい模様をつけるには、それなりの覚悟と技術が必要になります


ご覧ください

ニの枝の上、幹のコケたあたりから上に太めの針金がしっかりと巻かれていますね
針金と針金の間隔をせまく、きつめに巻くのがコツ

しかし、これが難しいのだ!



樹高11×左右14cm

次の教材は、立ち姿が雄々しくスケールの大きな構図が頼もしい黒松ミニ
何より足元の力と立ち上がりの一曲が利いていますね


足元から芯までの模様に統一感を出すために、ニ枝にかけた太い針金を芯まで巻き上げ曲をつけます


よくご覧下さい
針金と針金の間隔をせまく、きつめに巻いていますね

頭の部分は、1~2年後にもう一度前向きにつぶし、完成予定樹高の10cmまで短縮する予定
今年はここまでが限界のようです

ところで復習の項をご覧になりましか?
用いるのはヤットコですよ、ペンチでは先が大きすぎますしニッパでは力が入りません、柄の長いヤットコです

では

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