6月7日の「作る・きんず」のその後の報告です
一ヶ月前には頂上の芽だけで、他のはやっと緑の点ののようだったのが
丹精の甲斐あって、元気よく伸び出しました
もう少しできんずが大好きな夏がやってきます
それまでは入梅中の雨にあてないように気をつけましょうね
さて、伸びた芽を指で矯めてみると、硬からず軟らかからず
ちょうど針金かけの適期のようです
将来の芯にする予定の芽は残し、他の立ち芽は切り取ります
立ち芽は勢いがいいので、あまり長く伸ばすと、他の芽に行くはずの養分まで吸い上げてしまうからです
将来の芯は幹のコケ順を作るためにも、さらに太らせる必要がありますから
どんどんと伸ばして充実させます
次には枝の針金かけ
枝の流れに沿うように新芽の芽の方向を変えてやる、そういう発想が大切
松柏類と異なり、この針金によりすぐさま姿かたちを整える、そういう必要はないのです
この先、針金をかけた後も新芽の先を伸ばして充実させ
さらに元の一芽か二芽で切り込むことを繰り返して、枝作りをしていくのです
ですから、現在の針金は元の一芽からせいぜい三芽くらいまでの方向を決めてやれば十分
おおよそ一ヶ月くらい、針金が食い込みかけたころを見計らって外します
外したころにまたご紹介しましょうね
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