初秋も過ぎて中秋といわれる季節になりました
そして、北海道の大雪山あたりからは早くも紅葉の便りが届くようになりました
ただし、関東の、まして盆栽棚の上ではまだとても紅葉鑑賞とはいきません
と思っていたら、山づたがちょうど見ごろに色づいているのに気がつきました
さっそく秘蔵の黄楊の天然彫の高卓を使って
みなさんとともに早めの紅葉鑑賞といきましょう
樹高15cm 鉢の間口7.5cmの山づたの懸崖 卓は黄楊の天然彫
この山づたが盆栽屋.comの棚に来たのは3~4年前
当時から根上がりにはなっていましたが、懸崖式の樹形ではありませんでした
それを思い切り下へ垂らし懸崖に改作、一蒼さんの小さな鉢にむりやり植え込んだのが
今年の春? いやいや昨年だったかな?
懸崖の樹形に馴染み、夏の日照りにもよく耐え
ともかくご覧のようにきれいな紅葉の姿となりました
商売人の棚に3~4年も居続けるというのは
早く言えば、売れなかったということ!
(あまり親孝行の盆栽とは言えませんね)
でも、お陰様でみなさんと一緒に早めの紅葉見物ができましたね
(これで少々の孝行をしてくれました)
ちなみに、普段はこのような格好で棚の上で培養されています
鉢が小さいので夏の水やりが大変でしたが
この山づたの乾き具合が棚全体の基準になっています
この鉢が乾いたころを見はからって
如雨露を持って棚を一巡、乾いた鉢に拾い水(ひろいみず)をする習慣になっています
みなさんも、自分の棚で一番乾きやすい鉢を基準にしておくと便利ですよ
では
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