2006年4月17日月曜日

黒松葉透かし1

黒松の葉透かし、やってますか?

もしかして、あなたは黒松は6月の短葉法、つまり芽切り時期まで黒松をいじらないのでは?
改めてご自分の黒松盆栽を点検してやってください



このように、去年の葉(1年葉)の元に一昨年の古葉がついたままの黒松はありませんか
これでは通風と採光が悪くなり、フトコロの芽が弱ってしまいます

よけいな古葉は取り除きましょう!



このように1年葉とその元の胴吹き芽だけを残し、古葉はすべて刈り取ります
この場合、ぜったいにハサミを使い、古葉のハカマの部分だけ残すこと

手やピンセットで引っ張ってはいけませんよ

何故って?
葉の元の「芽つぼ」を痛めると胴吹き芽が期待できなるからです



次に、1年葉を3対だけ残して図のように刈り取ります



こんな具合ですね
黒松盆栽の頭の方から順序良く作業を進めます

この作業の目的は?

もちろん、通風と日光の通りを良くし、フトコロの芽を保護すること
この作業を徹底することにより、黒松盆栽のフトコロ芽に元気が出て
徒長を防ぐための追い込み(切り込み)が容易になります

そく実行してください

0 件のコメント:

コメントを投稿