東福寺ほどたくさんの落款を使い分けた鉢作家も珍しく
昨年の夏に近代出版より刊行された平安東福寺の作品集にも17の落款が紹介されています
ところが、この度手に入れた「楊枝立て」に印されている落款は今までに見たことがなく
前記の作品集や盆栽界の既刊の研究書などにも載っていないものなのです
櫛目を施し支那では「天青釉・てんせいゆう」と呼ばれる美しい釉薬をほどこした楊枝立て
右の「東福寺」の落款は水野喜三郎が初期から使用している有名なものですが
左の楕円の中に「水野」は過去に見たことがないものです
おもしろいですね
東福寺の場合はこれからも新しい落款に出会う可能性は充分にあると考えられます
みなさんももしあったら教えてくださいね
「こんな珍しい落款があるよー!」
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