15年前に作ったお茶呑み場の床の間は、盆栽屋.comのショーウインドウの役目をしていますが
なにせ無類の片付けきらい、普段は物置のようになっちゃってる状態
二週間くらい前に一念発起
片付けましたよー!
天気のいい日に一日かかりました
完了した爽快感に、思わず写真を撮りました
ちなみに、この床の間のサイズは間口一間半(270cm)、そして奥行きが4尺5寸(135cm)
畳の広さでいうと2.25畳、坪でいうと1.125坪、ついでにメートル法に換算すると、えーとッ、そう、3.7125㎡
我々の世代は尺貫法とメートル法の端境期なので両刀使いですが
面積の実感となると、やはり尺貫法ですね
やはり畳の大きさが基準になっているようで、1畳、1坪
この土地は何㎡ですなんていわれたら即座に頭の中で3.3で割り算が始まる
家に関する長さは尺貫法がわかり安い、しかし、これがもっと長い距離になるとメートル法でないといけない
「この先を2町ほど行った左側の家さ」なんてどっかの爺様いわれたら、まったくアウトですね
話がそれました!
単に8畳の部屋にしては大きい床の間であるということを言いたかっただけ
そして、この間口はともかく、奥行きの4尺5寸(135cm)は床の間としては深すぎるようです
ついでに、床の間の歴史についてちょっと調べてみると
起源は室町時代あたりにあるようで、仏画の前に置いた花瓶・香炉・燭台などを載せる机から発展したもののようです
間口は1間(180cm)、奥行きが半間(90cm)が普通のサイズでしょうが
大昔はもっと奥行きが狭く60cmぐらいであったといいます
ですから、床の間の伝統的な形式からみると少々邪道ともいえるこの床の間ですが
盆栽屋のショーウインドウとしての使い勝手は上々
「宮本さんちの床の間は、魔法の床の間だよ、ここへ飾ると盆栽が高く(値段が)見えちゃう!」
かつて、ある親しいお客さんがそういって嘆いたので大笑いになりました
そうですね、いつもきれいに片付けてさらに大活躍してもらいたいですね!
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