2002年12月10日火曜日

差枝を切る


いぼたです
盆栽で、差枝のきいたものはやはり見ごたえがあります
このいぼたも差枝が動きと変化を出しています

しかし、その差枝が目立ちすぎた結果
盆栽の他の部分の印象を隠してしまう場合もあります

このいぼたも、小さいながら力強い足元を持っています
ところが差枝が強いために、足元から幹筋の印象が薄れがちです

そこで差枝を短く切ることにしました


利き枝を切るときには慎重にやります(後でくっつけられないー)
そこで例の「ティッシュ作戦」です

第一の候補場所から先をティッシュで隠してみます
枝の芯が向こうへ逃げていますが
とにかく試し切りです

枝をつめるときには、いきなりでなく
幾度かに分けてやれば間違いも少ないでしょう




やはり枝の芯が後ろへ逃げているので
本命のところまでティッシュで隠して見ます
やはりここが正解のようです


完成図
足元から幹の部分が目立つようになりました
まとまりも良くなりました

今後は、差枝の先を下げ加減にしていきます
それには芽の方向を見て剪定を繰り返します

教訓)差枝は長すぎないように注意、他のいいところの印象が薄くなる

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