親指から人差し指くらいの、ごく細身の真柏。樹形は文人調で樹高は25㎝くらいです。
やや大きめの仕立て鉢風の安鉢に入っているので、夏の間は水やりが楽でしたが、こうやって改めて眺めてみると、もうちょっとお洒落な軽い感じの鉢に入れてやりたく
なりました。
サバとジンの本格的な掃除もまだなので、真柏特有の雅たきれいさが見られず、どちらかというとヤマだしの泥くさい感じが目についてしまいますが、水吸いの皮あたりの古色感はなかなかいい感じです。
後ろから眺めた姿も飄々とした感じが出て、けっこう味がありますね。
部分的な細部に目をやってみると、その古さは捨てがたい。
根気よく来春迄辛抱して、早春に思い切った整形をして幹と枝の見どころをはっきりさせて
鉢も替えましょう。
風が感じられるような洒落た真柏文人をお楽しみに。
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