2022年10月15日土曜日

組鉢を作ろう





小鉢、豆鉢のコレクションの世界には、複数個の一組をまとめて鑑賞する組鉢という楽しみ方があります。
しばらくぶりに、お茶飲み場のガラスケースや机の引き出しの片隅にしまい忘れているミニ鉢を集めて、八個の組鉢を作ってみました。


前列左側から、①辰砂丸、②菊池清心染付長方、③金蕎麦丸、④菊池清心赤絵丸
後列左側より、⓹鉄釉丸、⑥辰砂丸、⑦色絵丸、⑧辰砂丸


すべての鉢に共通な属性を拾い出して括ってみましょう。
1⃣すべての鉢がやや大きさはことなるとしても、いわゆる豆鉢です。
 例 ②の菊池清心・染付長方は間口3.2×奥行2.4×高さ1.0㎝
2⃣すべての鉢が釉薬(ゆうやく)ものです。
3⃣すべての鉢が和鉢(日本鉢)です。

ですからこの組鉢は「和小鉢八枚組」と呼べるでしょう。ただ釉薬については、一言で表現することはできませんね。


一枚ずつ釉薬の色を見てください。ちょっと画像が暗かったようですが、渋めの釉薬が地味ながらしっかりとした輝きを見せています。


 よろしいですかみなさん。組鉢をまとめたときは、すべてに共通な属性を見つけだすのがまず最初のおしごとですよ。

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