2季や4季に咲く小輪の多弁の桜に出会うと、ほとんどの場合盆栽界ではそれらを10月桜と
分類してしまうようです。
今日ご紹介するのは、樹高12㎝の「冬桜」
10月桜に似ていますが、しっかり区別を
つけています。
ところで、真夏の猛暑ながら狂い咲とはいえ、立派に咲いています・・・
それでは10月桜と冬桜とはどこが違うのかともうしますと、どちらも2季咲きながら、10月桜が八重咲で5~8弁なのに、冬桜は五弁の一重咲なのです。
山桜系統の盆栽種の桜については、混血種がほとんどなのですっきりと分類しきれないところがありますが、このように弁の数で別ければ一応はっきりするように思いますね。
というわけで、今日は真夏の猛暑日に狂い咲した桜の花の一説でした。
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