昭和9年3月に上野の東京府立美術館において開催された第一回の国風盆栽展は、余勢を駆って同じ年の12月に第二回目の実現へと向かいました。
今日は、その第二回目の写真帳から珍しい写真を数枚ご紹介いたします。
会長の松平頼壽伯爵はまさに「近代小品盆栽界の父)ともいえる、計り知れない功績をもった盆栽界の恩人です。
下の黒い着物の女性が松平昭子夫人。
上は副会長の酒井忠正伯爵とその夫人。右端の女性は前田候夫人です。
松平候ご夫妻は水やりから植え替え・剪定まで直接手を下さっているいたようです。
また竹本鉢を中心とした豆鉢コレクションは、稀少な名品としてその多くが今日のミニ盆栽界に受け継がれております。
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