実生苗を寄せ植えして、おそらく5~6年生と思われる唐楓。鉢の間口はやっと15cmくらいで狭苦しいくらいですが、細身の主幹は28cmとかなり背が高い。
ところで、寄せ植えは奇数本でといわれますが、この寄せ植えも基本に忠実に11本でつくられています。
まあ、基本は基本として、5本以上であれば絶対奇数に拘らなくてもよろしいと思います。まあ目安として、4本くらいだとひと目で数がわかりますがその上の偶数である6本となると、一応「1、2、3、4・・・」と数えないとわかりませんね。
ですから私は、寄せ植えや株立ちについては、6本以上の場合は偶数、奇数よりも全体の構図の方を優先させるようにしています。
それから寄せ植えで気をつけることがもう一つありました。
もみじや楓の実生苗を使う場合、葉性の似通ったものを使うようにすることです。
葉性が似ているということは、枝の性質も似ているということですから、見た目も管理も同じようにすればいいということなので、非常に楽だということに通じますね。
自然な雑木林の風景を楽しみましょう。
参考のために、これからの数ヶ月の管理のポイントをお話しておきましょう。
①これから一ヶ月くらいの入梅前にしっかり芽摘みをします。
②肥料と消毒を忘れない。
③5月の末になったら葉刈りをします。
④植替えは来年の春。
⑤葉刈り後にも芽摘みを怠けないようにしましょう。
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