特に希少品とされ樹格の高い高級品とされています
培養技術の発達した昨今では価格もリーズナブルになりましたが
私達の若いころは現在とは比べ物にならないほど高価でしたね
とはいえ現在でも、木筋の通った優れた商品の数は少ないことは相変わらずなので
これと思ったものに出会えたとしても、そう簡単にはいかないでしょう(笑)
そこで皆様にお勧めするのが、優れた骨格の種木を探して
サイズダウンの切り込みを敢行し、本格的なミニの模様木を自ら作ることです
切り込みは4月の半ばから入梅前までが適期です
夏以後や秋から冬季は適していませんから、時期を必ず守りましょう
樹高20㎝で足元の幹径は2.0㎝くらい
樹令は不明ですがおそらく20年ほどは経っているでしょう
今月の初めごろに市内の小さな交換会で3,000円(安い!!)で落札しました
あまり太くはありませんが、足元から中ほどにかけての幹模様が器用で、枝順もほぼ順当です
1 一の枝候補
2 二の枝候補
3 三の枝を兼ねた裏枝候補
4 使える枝です
5 使える枝です
赤点で示した三つ枝は↓で解説します
後姿も幹模様が強くて魅力的です
骨格をよく見定めておいて先端の枝葉を思い切って切り落とします
その際、重要な骨格部分の剪定は慎重に行います
ここへ来て、今まで保留にしておいた芯の部分の剪定計画ができ上がってきました
樹高12㎝の位置に新しい芯を立てることに決定です
切り込み作業完成です
今年の切り込みを第一次として
来年再来年まで、第三次までの作業を行う予定です
後姿
この後の管理のポイント
1 切り込みご1~1.5ヶ月ほどして芽が吹き揃ったら
多めの肥料と水やりで肥培する
2 原則今年一年間は芽の先端を摘まず
来春以降に針金で枝棚を作っていきます
3 来春に現在の6号鉢から4号鉢に移します
根さばき方法は改めてその時に勉強します
みなさんも売店などで掘り出し物の素材を探して
改作にチャレンジしてください
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