梱包をほほどき商品に対面したとたん
あれ、こんなに小さかったの(大きかったの)!?
こんな感想や叫びを口にした覚えはありませんか?
サイズは表示されていても
自ら描いたイメージにぴったりといかないことが、ほとんどでしょうね
世の中の傾向はますますネット通販化が進み
これなしではやっていけないほどです
さらに、消費する日常品だけでなく、盆栽のような趣味の鑑賞物までが
当たりまえ化していますから
われわれはできるだけ、正確な情報の伝達術に(発信も受け取りも含めて)
熟練する必要があると思う今日この頃です
そこで、実物ではなく画像を見て盆栽のサイズのイメージを推測するときの
ポイントを考えてみましょう
最近手に入れた真柏
樹高は6.0㎝で左右の幅は9.0㎝です
みなさんが想像しているイメージよりも実物はかなり小さいと思います
正面の拡大図
よろしいですか
樹高は6.0㎝で左右の幅が9.0㎝ですよ
後姿です
この6.0×9.0㎝の真柏を基にしてが画像を見て↓の杜松(11.5×17㎝)を
イメージしてみましょう
この杜松の樹高は11.5㎝で左右は17㎝です
樹高も左右も先ほどの真柏のやや倍のサイズです
正面の拡大図
後ろ姿
さて、みなさんが頭に描いた杜松のサイズのイメージを
真柏と比べてみましょう
真柏のサイズは樹高6.0×左右9.0㎝
杜松のサイズは樹高11.5×左右17㎝
ですから、だいたい真柏は杜松の半分の大きさになりますね
両方を並べて正面から比べてみます
ずいぶんと大きさが違う感じがします・・・!?
そうそう、画像の面積でいうと杜松は真柏の2倍ではなく
4倍になるんでしたね
つまり、サイズが2倍でも平面の面積なら4倍
さらに立体をイメージ(↓)すれば8倍になっちゃうんですね
ですから、小さい方を基にして大きいものをイメージする場合は
やや大きめなものをイメージし
反対に大きいものを基にした場合は
やや小さめにイメージする
このような感覚を訓練する必要があるようです
みなさん、いかがですか!?
特に席飾りの段階に入った方や
サイズの好みに厳格な愛好家さんなどは気をつけましょう
では、また
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