今日の教材の舞姫もみじの履歴を申し上げると
一昨年(2014年)に取り木をして
昨年(2015年)の春に本植えして一年間肥培しました
今年(2016年)の春は植替えずに、ひたすら元気をつけ、根っ子の充実を図り
超ミニの基礎作りにかかっています
ともかく、盆栽はしっかりした骨格が一番大切です
ですから、盆栽作りはボディー作りなんですね
右側が主になる幹で
その左が子幹になります
赤字印の外側の2本は外して双幹体とします
後ろ側から見た様子
赤線のところから切り戻して幹模様をつける計画ですが
赤線ギリギリまで追い込むのは入梅か夏ごろまで我慢します
いきなり追い込むと傷口が塞がる前に焼け込む恐れがあります
辛抱して、ここは気長に待ちの体制ですね、焦ってはいけません
後ろからの様子
いきなり赤線までは追い込まず、2節ほど手前で切っておきます
これは、下部に残した枝葉に勢いがつくのを促す意味も含んでいます
入梅もしくはそれを過ぎる夏ごろまでは、現在の姿で培養します
赤矢印の2本の枝は非常に大切です
左は将来の幹筋を形成し、右は一の枝になります
また、不定芽が吹きやすいあたりは
赤点で示したあたりです
小っちゃくって、ずんぐりしてて
可愛くて、しかも力がありますね、逸品の匂いがします
骨格の基礎の予想図(あと1~2年後)
樹高は5.0㎝以内を目指します
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