2016年2月19日金曜日

取り木素材の本植えと処置

立春から約半月が経ち
いよいよ植替えシーズンの到来という気分が盛り上がってきました

今年は暖冬のせいもあって早めに始めようとはしていたのですが
やっぱり寒が明けないうちは、気分も身体にも弾みが来ないというのが正直なとことです

10日ほど前からとりかかったのがまず舞姫もみじの取り木素材
昨年取り木して入梅から夏にかけて親から外し、仮植えしておいた分の処理と本植え

過去の参照記事

1  2


太めの親指くらいの舞姫もみじの素材
八方によく発根しています

何といってもこのヘソの部分の処理が一番大切
できれば今年中に完全肉巻きをねらいます


下からばかりでなく上根(うわね)もしっかり攻め
周囲の根が高さを揃えてやりましょう


高い位置から発根した根は切って、高さを揃えます


こんな感じですね
木質部を囲む円状のカルスが発達してヘソの部分を覆います


発根した根も恐れずに短く追い込みます
枝と同じように根も徒長させてはいけませんね


彼岸ごろまでの寒さや乾燥はまだまだ厳しいです
理想は湿度のあるビニールハウスですが、最低限冷たく乾燥した北風からは守ってやってくださいね

それでは!

0 件のコメント:

コメントを投稿