2013年9月2日月曜日

きんずを太らせる

培養3年目になるきんず、商品ながらかなり気に入っている一鉢なんですが
太らして全体にもっと力強さを出したくて、今年の春に仕立鉢におろして培養を続けています

葉刈り後に芽がチクチクと動くのを待ってから植え替えたあと
途中ちょっと芽の動きが鈍った時期もありましたが、現在は順調な作柄となっています

この項参照


現在の姿 j樹高14cm×左右18cm(足元の幹径5.0cm)

向かって左の利き枝の出芽が少々遅れましたが、きんずにはよくあることなので
培養法も変えることなく現在では全体の芽先の勢いがすっかり揃いました

肥料も多めにやっていますが、よく吸収しているようで
葉の色つやも順調です


8月になると小さな五弁の白い花が咲き始め
花弁が散ってしばらくすると、すでに子房がふくらんで実がみられます

実は最初は濃い緑色ですが、これが秋になり霜の降る時期になると
黄金色に輝いて盆栽人を楽しませてくれるわけですね


ところが、きんずは春の目覚めの遅いせいで、一年間のうちでも極端に活動期の短く
この実成りにかなりのエネルギーを費やしてしまうため、木を太らせる分まで手が回らないんですね

そこで、今回のように鑑賞本位ではなく、木の太りを目的としている時期などでは
蕾から開花の段階で、すべてそれらを摘み取ってしまいます

結実とそれらを維持するための体力はかなりのものなので
その分は木の充実に向かうので、目に見えるほどの結果が期待できます


蕾と花、またはやくも子房がふくらんで実になりかかっていたのひとつ残らず摘み取りました
これで今年はあの黄金色の実は見られないけれど、木が太ること必定です

この方法は、他の実成り花物盆栽樹種
すべてにいえることです

結実を鑑賞したい気持ちはわかりますが
木作り段階の実物花物盆栽では、我慢してぜひ実行してください、びっくりするくらいの好結果間違いなしです


参考資料

入手したときには直径が1.0cmくらいあったのが
数年の培養により順調に肉巻きして、傷の中心に1.0から1.5mmくらいを残すのみ

間もなく完治です
きんずは樹勢さえ維持できれば、傷は必ず完治しますよ

では

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