早春からの植替え作業がまだ残っているのに、月日は容赦なく桜も満開を過ぎて
ムロ出しが終わったと思ったら、早くも雑木類の芽摘みの最盛期になってしまいました
アフー、盆栽人は一年中忙しい!
もみじ類の芽摘みについては、過去のつれづれ草でも詳しく触れていますが
ともかく芽摘み作業は雑木類のとってはもっとも大切なことなので、今日も軽く触れておきましょう
過去の手入れはこちら 1 2 3 4
樹齢は約20年で樹高8.0cmのミニサイズの山もみじ
今年の早春に植替えました
長い持込により、枝先もかなり落ち着いてきたので
枝先を少しずつ追い込み、繊細さを目指す段階になってきました
そのためには、勢いが内側のフトコロ芽に向うように
外側の芽をしっかり制御しなければなりません
先端の芽がほぐれ始めて葉にならないうちに、ピンセットで摘み取ります
残すのは原則として1芽、伸ばしたい芽や勢いのない芽のみ2芽を残します
ハサミで切る段階では遅すぎです
ピンセットで軽く摘める時期に行います(必須)
最初の芽摘みから2日が経過
たった2日間でも芽の状態はかなり進んでいますよ
見落としがないように、枝全体をくまなく摘みます
残した1芽には2枚の葉がついていますね
その片方の葉も摘んで、枝の先端に勢いが集中するのを防ぎます(片葉切り)
この作業により、眠ったままのフトコロ芽が吹っ切ってきます
追い込みにはこの短いフトコロ芽が重要な役目を果たしてくれます
さあ、大急ぎで芽摘みをしよう!!
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