2008年8月10日日曜日

猛暑の中の楓ミニ

昨年も暑かったけれど、今年の夏はさらに凄い暑さが続いていますね
なんだかこの数年、夏の暑さがだんだんと激しくなっているような気がしています

かといって、盆栽人にとっては冷夏も歓迎したくない
短葉法をかけた黒松や赤松などは、新芽や葉の生育が思わしくないし

雑木類の葉焼けは避けられますが
日照不足でひょろひょろ徒長し、節間が伸びすぎる恐れがあります

とにかく盆栽人にとって
夏は強烈な日照と水の対策とが一番の関心事ですが

ふつう行われている水対策は

1 如雨露またはホースで普通の方法
2 二重鉢または箱に砂などを敷いて水切れを防ぐ
3 自働潅水

日照対策は

1 特別にはやらない
2 半日陰に移動する
3 遮光率50%くらいの寒冷紗で遮光する
4 遮光率100%の寒冷紗やヨシズなどで遮光する

ちなみに私は

水対策は1と2の併用、日照対策も1と2の併用で
基本的には旧式の昔ながらの自然派

では、あなたは?
掲示板にあなたの夏対策をご紹介ください

念のため、日除けでお勧めできないのは遮光率100%の寒冷紗やヨシズ
逆に日照不足で盆栽がモヤシ状態になってしまいますよ


旧式の夏対策でもこれくらいならまあまあの管理でしょ!
半日陰に移動もしてないんですよ


カンカン照りの棚上でも水さえ切らさなければ大丈夫


工夫といえば、砂も土も入れない仕立て鉢で二重鉢にしているだけ
これだけでも水の乾く速度を調節できます

なぜ砂を入れないかって?

鉢穴から根が出てくると枝先に元気がつき過ぎるといけないので、やせ我慢してるんですよ
ですから砂を入れる人は、常に鉢を動かし、鉢穴から出てくる根が伸びすぎないように気をつけましょう

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