昨年も暑かったけれど、今年の夏はさらに凄い暑さが続いていますね
なんだかこの数年、夏の暑さがだんだんと激しくなっているような気がしています
かといって、盆栽人にとっては冷夏も歓迎したくない
短葉法をかけた黒松や赤松などは、新芽や葉の生育が思わしくないし
雑木類の葉焼けは避けられますが
日照不足でひょろひょろ徒長し、節間が伸びすぎる恐れがあります
とにかく盆栽人にとって
夏は強烈な日照と水の対策とが一番の関心事ですが
ふつう行われている水対策は
1 如雨露またはホースで普通の方法
2 二重鉢または箱に砂などを敷いて水切れを防ぐ
3 自働潅水
日照対策は
1 特別にはやらない
2 半日陰に移動する
3 遮光率50%くらいの寒冷紗で遮光する
4 遮光率100%の寒冷紗やヨシズなどで遮光する
ちなみに私は
水対策は1と2の併用、日照対策も1と2の併用で
基本的には旧式の昔ながらの自然派
では、あなたは?
掲示板にあなたの夏対策をご紹介ください
念のため、日除けでお勧めできないのは遮光率100%の寒冷紗やヨシズ
逆に日照不足で盆栽がモヤシ状態になってしまいますよ
旧式の夏対策でもこれくらいならまあまあの管理でしょ!
半日陰に移動もしてないんですよ
カンカン照りの棚上でも水さえ切らさなければ大丈夫
工夫といえば、砂も土も入れない仕立て鉢で二重鉢にしているだけ
これだけでも水の乾く速度を調節できます
なぜ砂を入れないかって?
鉢穴から根が出てくると枝先に元気がつき過ぎるといけないので、やせ我慢してるんですよ
ですから砂を入れる人は、常に鉢を動かし、鉢穴から出てくる根が伸びすぎないように気をつけましょう
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