2007年3月6日火曜日

寒ぐみの取り木

取り木施術の適期は、2月の中旬から3月中旬ごろにかけて
次のチャンスは5月中旬から6月の初旬にかけてとお話しましたね

もっとつっこんだ話をしますと、取り木に詳しいプロ達は
この二つの適期を樹種によって使い分けています

2月から3月には、取り木は可能だが、発根に時間のかかる樹種
例えば、楓や獅子頭もみじなど

5月から6月には、発根が比較的容易な山もみじや出猩々など
もちろん、2~3月にはどちらも施術の適期です

さて、取り木の施術の続きです


ここが第三のポイント

皮を剥くためにのこぎりで切り込みを入れた切り口は、まだギザギザです
この箇所をよく切れるノミか切り出しナイフで、丁寧に切り直す

つまり、周囲の細胞がぐちゃぐちゃになったままでは
発根にムラがでるからです


こんな具合です
この場合で木質部までしっかり削り込むみ、形成層を完全に取り除くこと


鉢の底網で土手を築きます
ビニールでも仕立鉢でもよし、各自工夫してください


赤玉土に桐生砂を2割ほど入れた普通の植え土を
切り口のやや下まで入れたっぷりと潅水します


細かく切った水コケを水に浸し軽くしぼっり
押し込むようにしっかりと切り口付近を覆います


取り木施術完了です

術後はムロへ戻し普通の盆栽並みに管理
春になったら他の盆栽と同じくムロ出しをして、日当たりのいい棚上で培養します

切り口付近の水コケを乾燥させないこと、親木は普通の水量
これが第四のポイントです

では

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