2006年5月16日火曜日

黒松の施肥

黒松の新芽がぐんぐんと伸びていますね
それを見て胸がワクワクする時期です

さてそこで、その黒松にもっといっぱい肥料をやり
伸びた新芽にさらに力をつけてやりましょう

今から6月末の新芽摘み(短葉法)の時期までに
精一杯の樹勢をつけるのです

この時期に黒松の新芽がヒョロヒョロと痩せているようでは
1年間の培養計画がうまくいきませんよ

ただし例外もあり
今年の春に植え替えたものや樹勢の落ちた鉢は様子を見ながら控えめに施肥します



樹高12.5cmの黒松、鉢の寸法は間口14.5cm
葉透かしの作業も丁寧に行ったので、フトコロの新芽もグングンと動き出しています

私は小粒の油粕を使っているので、10個くらいが目安

大粒を使っている人は四隅に1個ずつ
芽摘みの時まで切らさずに与えます



みなさん、ご自分の施肥量と比べて多いですか、少ないですか?

私の推測では、ほとんどの方が「こんなにやるの」
そう思っていることでしょう

人間の子供と同じで、伸び盛りの盆栽は食欲も旺盛
とくに新芽の伸びるこの時期にはたくさん食べさせてあげましょう

ばっちり栄養をつけておいて新芽を摘めば再び吹く芽に力があり数も多い
これが狙いなのです

さっそく実行!

注)山もみじや楓のように小枝の繊細さを求める雑木には
同じ容量の鉢でも2粒か3粒にしてくださいね
枝先がゴツクなってしまいますよ

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