さて、植替えも最終段階
ここで大切なことは根の隙間の隅々まで用土を入れること
と、植え付けの土の密度です
もみじや楓の雑木類はやや柔らかめに(密度を粗く)ふんわり
反対に松柏類は、固めに土を押し付けて密度濃く植えつけます
最初は半分くらい植え土を入れ、竹べらで土が隅々まで行き届くようにします
使いやすい手製の竹べらを作りましょう(太細、それと長短など)
今度は、多めに植え土を入れさらに根の隙間に土が行き届くようにします
そして、表面をならして水をやって仕上がります
この場合、水はたっぷり
水穴から出る水がきれいになるまでやります
作業完了!
水やりの際に表面の土が流れないように、水苔を張る人がいます
その場合、水苔の量は最小限にしましょう
鉢土の表面をサッパリさせておくことは根の生理上(呼吸作用)からいっても
とても必要なことなのです
「鉢土の乾きが悪くなり根の活動を妨げる恐れがあります
植替えの際の水苔は、夏場の乾燥対策とは目的が違うことを知ってください」
植替え後の置き場と管理について
目安としては凍らない程度で乾燥した冷たい風の当たらない場所に置き
水を切らさないようにします
霧水は盆栽がもっとも喜ぶこと、できれば一日に数回やってください
必須ではないがお勧めです
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