2023年2月7日火曜日

東福寺・コレクションのコツ①

中国における小鉢ブームもいよいよ佳境に入って、以前はやや敬遠気味であった釉薬作品中心の作家、例えば平安東福寺などの作品にも動きが出てきたようです。
そこで今日は、東福寺の作品に出合った時のこころがけをお話をしましょう。


日本の盆栽鉢作家のナンバーワンと言えば、それは即ち平安東福寺。
陶芸は土と炎の芸術といいます。それに習って、作家の用いている土の特色をしっかりと覚えましょう。作家は気に入った土を大切にします。
その土の顔をを覚えれば、真贋の鑑定は無敵となり、偽物を掴むことはなくなります。


間口23.5×奥行23.5×高さ4.5㎝
平安東福寺の落款に添えて
七十九才と釘彫で記されています。


東福寺の土目とヘラ使いの特徴

1 堅牢な質感は独特です。
2 存在感を伴った温か味は
東福寺ならでは。
3 スピード感が感じられるヘ
ラ使い。




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