徒長させた頭の部分を除いき将来の芯を予想した樹高が約5.0cmくらいのとびっきり優秀なボディー。芯の候補は他にも数本ありましたが、とりあえず1本だけ残して他は1節残して詰めてました。
一度倒れた幹がむっくりと頭を持ち上げが強い生命力を表現しているような姿です。芯の候補の芽を1本だけ残して他は追込んでやらないと、先端が強くなり過ぎて太ってしまう恐れあり。
この舞姫は親しい友人の同業者が作っていたものの中にあったのですが、何十本の中のピカイチ。足元の根張り、動き、模様など、力感溢れたボディーです。
後姿だって負けてはいませんよ。
すでに幹に古色感が出ていますから、年代もかなり経ているようです。取木から作った素材を持ち込んだものには間違いありませんが、もしかすると根接ぎなどの二次的な手術を施した可能性もあります。種木としてはそれほどに完成度が高い感じがします。やさしさというよりも逞しい骨格の模様木をめざしていきたいと思っています。
樹高5.0cm×6.5cm
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