昨年の9月中旬に同じ題名で舞姫のボディー作りを紹介しましたが
さらに読み返してみると、おなじく6月の初旬にも同テーマのページがあるようですね
参照してください
2016/9/17 2016/6/1 2015/6/5
さて、今年の舞姫のボディー作りの進み具合を申し上げますと
まずは、第一に肥培して太らせること、そして第二に個性ある樹形作りを目標にして出発しました
今年の夏はかなり変則な気候でしたが
さいわい日照の少なかったぶん、葉焼けは少なかったようです
さらに、入梅から夏にかけての強い剪定は控えめにした効果で
新芽はまあ順調に伸び、現在は秋に入り枝葉の充実が外見にも現れております
夏場の葉焼けや入梅以後の強い剪定は、秋口にかけての肥培を一時的に休止させてしまうので
種木作りの場合などは特にはこの点に気をつけてやる必要があります
個性的な樹形については、入梅前後の剪定を控えたため
思わぬ箇所や方向に不定芽が暴れたりして、予想外の効果をもたらしているのが楽しみです
それでは見本の素材をみながら
近未来の姿をシュミレーションしてみましょう
5~6年生の挿木苗
針金で結束したあたりで直径は2.3㎝ほどなので
来春に取木をして独立した時点では約2.5㎝以上の堂々たるボディーになっているでしょう
針金で結束したあたりが根張りになります
その上の切り返しによる模様部は肉巻きが完了しています
上の赤線を切り返して次の模様を作ります(来春以降の作業となります
上の赤点の枝が新しく芯となります
ボディーの形
ここまで来ると盆栽作りの基礎はああらかた7割の道程は過ぎています
焦らずにじっくりといきましょう
独立への手順
取木(来春3月)→ 取木外し(入梅ごろ)→ ボディー作成(夏ごろ)→ もう一度根さばき(翌々春)
参考画像(後姿)
参考画像(後姿)
もう一鉢
今度は個性的な変わり木です
取木をした痕に出た不定芽が自由に伸びて変てぐちゃぐちゃです
余分な枝葉を消して骨格部分だけ見てみましょう
なんとか形になりそうですね
さらに小さくボディーだけを取り出して見ると
足元がモッコりした株立状の超ミニが取れそうですね
こんな感じです
案外面白いかもしれませんよ
それでは
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