だれでも知っている有名な言葉がありますね
しかし、、やっとわかったと思える頃になると、とんでもなく痛い目にあったりして
やっぱり初心を忘れちゃダメ、などと反省させられ、一生勉強だな、と思わされるのが水やりなんです
以前、このつれづれ草の「五葉松取り木・乾かす勇気」でコツを説明しましたが
今日は冬期の水やりについての注意点をお話してみましょう
冬囲いの中を注意深く覗き込んで見ると、ほとんどの鉢は濡れているのに
中にはご覧のようにカラカラに乾いた鉢があります
これでも、ほとんど毎日水やりしていて、昨日もやったんですよ
それでも、鉢によって乾き方にムラが出て、うっかり水切れさせてしまうのが冬期の特徴なんです
ここにもありますね
左は出猩々もみじ、右の仕立て鉢は山もみじですが
山もみじの方だけがかなり乾いていますね
このように、冬囲いの中にあると、ついついうっかりしてしまい
あと1日もやらなければ、カラカラになってしまいます
このように冬中ちょくちょく水切れをさせると
春の芽出しが遅れたり、ときには芽が出ないことだってありますよ
とくに南向きの日当たりのいい冬囲いであれば、必ず毎日1回
乾燥した風の強い日などは2回でもいい、たっぷりと潅水してやりましょう
中には、夜間の凍結を恐れてやらない人もいますが
翌日の午前中に融ければ悪影響はありません
盆栽だって、餓えと寒さの両方じゃ参ってしまいますよ
せめてご飯(水)だけは十分にやってください
まあ、理想的な水やりの時間帯は、午前中から正午あたりですが
私は気温の下がり始めた夕方でも、乾いていたら必ず潅水しますよ
ということで、冬期の水やりは「油断大敵」を肝に銘じ
凍結を恐れずにちょっと多めを心がけてください
では
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