(この記事は11/27に掲載する予定でしたが、雑用に追われて今日になってしまいました)
11月に入ると関東平野部でも夜間の気温が下がり始め、木々の紅葉が始まり
私の住む松戸市の公園や神社仏閣などでも、はっと目を見張るような美しい光景に接することができます
ですから、愛好家さんたちも自ら所有の盆上で紅葉狩りとしゃれたいのですが
これがなかなか思うようにはいかないものです
盆栽は天然に近いかたちの植林と違って、まずは生育環境が異なり
さらに、芽摘みや葉切りが優先され、日々の水やり管理もなされているので
秋の日に光り輝くような紅葉が実現しにくいですね
ところが、今年の秋はすばらしいことに出会えたんです
まずは↓の写真をご覧ください
挿木の苗箱の約50本ほどの2年生舞姫もみじ
よく日に当たった先端部分は艶のある鮮やかな色彩で
日光の通りにくい奥の葉は黄色く、緑の葉もちらほらでまるで奥日光の見事な光景を彷彿させるほど
どうです、きれいでしょ!
紹介した挿木苗だけではありません
ボディー作り最中のこの舞姫だって、ほら、この通りにみごとな紅葉です
以上から、舞姫もみじは、生まれつき紅葉し易い性質を
強くもっていることがわかりました
もちろん、私の所有するすべての舞姫(苗から成木まで)の
全体も見渡しての結論ですよ
同じ山もみじでも毎年よく紅葉するのと
あまりぱっとしないのがありますね
隣にあってもそれらの紅葉程度がちがうことはよくあることですが
やっぱり持って生まれた性質が一番に影響します
舞姫もみじは
1 葉形がすっきりとして小形
2 枝先が細く繊細
3 枝の節間が短い
4 強壮である
5 以外に太る
など、ミニ盆栽としての優れた特質をたくさん有していますが
さらにそれらに加えて、盆上でもすばらしい「紅葉」が見られることがわかりました
これで、毎秋の紅葉時期が楽しみになりましたね
0 件のコメント:
コメントを投稿