紅千鳥もみじ挿し木の経過報告です
2月26日に挿し木、その後1ヶ月くらいして挿し穂の芽が動き始め
4月に入ってはそろそろ芽がほころびかけ始め、とうとうこの1週間(桜満開)で新芽が伸び始めました
4月4日撮影
戸外に置いてある親木の芽の様子
この親木から挿し穂を採取しました
4月4日撮影
挿し穂の様子
4月4日撮影
冬芽がついにほころんで芽が動き始めました
ビニールハウスの中の棚下に置かれ、さらにビニールドームで覆われているので
戸外で春の陽光を浴びている親木とは芽の色が違いますね
でもとにかく、挿し穂は色つやもよく
伸び始めた新芽もいきいきとして、希望がいっぱいの感じです
さて、現在はどうなっているでしょう?
4月14日撮影
ビニールドームごと棚の奥からやや日の当る前面に置き場所を移しました
4月14日撮影
どうです!みごとに芽が上がっているでしょ
この一週間くらい気温が上がったので、たちまち芽が伸び始めたんです
ただ喜びすぎてはいけませんよ
まだ発根してはいません
いま穂木は必死で生きようし、切り口から水を揚げ、穂木に蓄積された養分でやっと芽を伸している最中で
やがて、葉で作られた養分が穂木の元へ下がって発根するするわけです
おおよそあと半月くらいが峠で、発根すれば水揚げはさらに容易になり
それにより葉においての光合成はさらに活発になり、さらに根が発達するという仕組です
現在はそうしたイイ循環になるまでの我慢のとき
がんばれ~、紅千鳥!
4月14日撮影
早い穂木は3節も伸びていますよ
4月14日撮影
ところが、挿し木をした3鉢のうちの1鉢に病原菌が侵入した形跡がみつかりました
赤矢印で示した穂木が黒っぽく変色していますね
よく観察するとこれらの穂木の芽は動いていませんね
これが怖いんですねー、蔓延すれば全滅もありえますねー
これからも鉢内の過湿は厳禁です
水やりは10日に1回
という現況です
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