2011年3月24日木曜日

紅千鳥もみじ挿し木(続編)

大震災発生から13日目

死亡された方や安否不明の方の人数は日をますごとに増え
改めて地震と津波の脅威を知らされています

一方では被災地においても、救援物資が徐々に届き始め
一部の地域では復旧の足音もきこえはじめているようです

しかし、福島原発の問題はまだまだ厳しい状況にあり
余談をゆるさない状態が続いていることにまちがいありません

そんな中での、今日は大震災から3回目のつれづれ草です

先日お知らせした「紅千鳥の挿し木」で、ひとつ大切なことを忘れてしまっていたので
その後の経過とともにぜひとも大読み下さい


挿し木の発根促進剤「オキシベロン」は非常に微細な粒子で粉状になっています
この促進剤を切り口にたっぷり塗ってから挿し木すると、かなりの効果があります(今回の紅千鳥にも塗りました)

使用法は、挿し穂を濡らして切り口に塗ってもよし
また少量の水で練ってから塗ってもいいでしょう

市販されている発根促進剤は他にもあります
手に入るものを適宜にご使用下さい

これらは取り木の発根促進にも有効です
小品盆栽愛好家としては常備しておくことをお勧めいたします

私たちが盆栽の道に入った数十年前から、ぼちぼち使われるようになってきたこの手の薬品ですが
当時はまだそれらに対する盆栽人の信頼感は薄く、も昔ながらの経験による技法が主流でした

しかし、科学の進歩とともに改良されたこれら薬品の効能は
今や折り紙付となっていますから、ぜひお使い下さい

これが忘れていた大切なことでした!


3月23日の状態

心なしか、数日前よりも芽が大きくなっているような気がします
いずれにしても鮮やかな赤みを帯びた挿し穂とその芽がみずみずしく見えますね


拡大した部分です
いい感じですね、このまま芽が大きくなってほころびはじめればシメたものです


こちらも拡大した部分
まるで今にも芽がほぐれそうな気がしますね

楽しみですね!

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