昨日訪れた同業者の棚で、葉刈りをしたばかりのミニサイズの楓が目にとまりました
コケ順がよくってちょっと愛嬌のいいやつ
幹の模様もいいし、見どころありそうです
しかし、どうでもいいけど、幹洗いをしていません
幹がうす汚れてますね、かわいそうに、これじゃ商品価値がさがるよね
正面から
この正面だと、幹筋と一の枝のバランスがよく、全体の構えはいいように見えるんだけど
右のニの枝が太すぎるのと、正面の小さな前枝が気にくわない
後ろから見てみると、???
なんか気になるな
そのはずです、うしろの根張りが盤状になって、こんなに張ってるんです
したがって、鉢の中央よりやや前方に植わっているんですね、これじゃ不自然です
しかし、後ろ姿の幹筋にもちょっとばかりいいとこがありそう
後ろ側からも筋がつかめるるかもしれない、いろんな角度から検証しましょう
そうです、この角度です
従来の芯を無視すれば、いい筋が見えてきましたよ
以前の正面は、オーソドックスな雑木スタイル
それに比べて、この角度からの特徴は
1 盤状の根張り
2 凝縮された幹の力(樹高5.0cm)
3 個性的なスタイル
切っちゃいますよ
後の後悔は先には立ちませんが、いっちゃえー!
えい、っと、切っちゃいました
もうどうにもならない、つながらない
思い切りが肝心ですぞ
ったって、後悔の涙を流すことだってあるんだけどね
立ち上がりから樹冠部にかけ、筋が通ったようでだし
左右の利き枝の表情もなかなかいい
こんな感じかな
現在の樹高は5.0cm
左の立ち枝の表情が個性的です
後ろ姿
楓ですからこのくらいの傷は心配なし
画像では見えにくいですが、後ろ枝もいい位置に出ています
また樹冠部の構図がしっかりと描けていませんが
芽が伸び出せば、間もなくデッサンが描けるはずです
では、では、お疲れーッ!
0 件のコメント:
コメントを投稿