かりんの新芽は動くのが早いです
冬に保護室に入っているものなどは、早くも正月頃から動き出します
かといって写真のような状態から、一気に芽が伸びだすようなことはありません
その点で珍しい樹種です
冬に枯れ枝に赤味かかった新芽をつけた風情も、温か味のあるものです
小品盆栽では簡単に実を成らすことはできません
むりをすれば成りますが、枝先を徒長させて、盆栽としての形を崩してしまいます
枝先のほぐれを優先させ、樹形作りに励むことをお勧めします
ちなみにかりんは、かなり水と肥やしが好きです
やせさせないように、充分な管理をしてください
ちなみにかりんにも大まかに分けて三種類の品種があります
1 実生かりん=葉の細かい枝先が密になる種類(実は成りにくい)
盆栽に一番的した種類
2 唐かりん=実が成りやすいが葉が大きく枝が粗い(主として接木で仕立てる)
小品盆栽には向きません
3 唐かりんの実生=唐かりんの種子を実生して仕立てたもの
やや枝が粗いが接木仕立てのものより盆栽向き
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