今日は日本皐月協同組合の交換会です
交換会は午前8時始まりです
早いでしょ
みなさんは盆栽交換会を知っていますか?
セリによるオークションのことです
テレビや映画で絵画のオークッションの場面を見たことがあるでしょ
ひらたくいえばあんな感じです
セリの方法には二通りあります
一つは交換方式です
セリ人が品物の価格を推定して、約三分の一から半分くらいの値段をつけます
発句(ほっく)といいます
その発句を基準にしてセリ上げていきます
買いたい人が値段を示す声を、ヤリといいます
ヤリをつく、というんです
セリ人は、ヤリが途絶えたころ、または価格が適正と推定されたころを見計らって
荷主に売る売らないの意思を確認します
値段の折り合いは簡単にはつきません
そのときがセリ人の腕の見せ所です
売り手と買い手の値段の開きを、双方を説得してうまくまとめるのです
いわば仲人の役目です
こう書くとゆったりとした感じがしますが
一連の流れは瞬時です
早技でやらねば、何百点の品物を短時間でさばくことはできません
ゆっくりしたペースでも一時間に80~100点くらいのペースでしょう
プロの売買は早いです
以上が交換方式です
アマチュアの方々が楽しみでやる盆栽交換会は、ほとんどこの方式です
明日は土払い(どばらい)方式についてお話しましょう
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