舞姫もみじに出会ってすでに5年ほどになります
そしてこの数年、挿し木と取木に励んだせいで量的にはかなり殖えましたが
しかし、仕立て中の素材の質となると、前途にやっと微かな明かりが見えてきたという段階です
挿木苗も取木でゲットした素材苗も、ある種の癖というか個性がほしいのですが
面白さが感じられるものは案外にすくないのが実情です
ですから、わずかにでも何かが感じられる素材には積極的に手を出して
その癖なりをいい意味での個性として伸ばしてやることが盆栽作りの道といえるでしょう
というわけで、昨日も目についた一本の舞姫もみじを
超ミニの本格模様木にすべく手を加えたところです
切り戻しによる新しい模様木の樹高は約6.0㎝.
足元の幹径が約1.8㎝くらいの舞姫もみじの超ミニ模様木の素材です
拡大図
足元に一曲ありますね
挿木苗などではこの程度の一曲ですら希少ですよ
足元に一癖ある素材はありがたい
その理由は↓をごらんください
上に不定芽があって新しい芯になりそうです
思い切りよく赤線で切り返す
これで二曲目の模様ができました
ちょうどいいところに一の枝がありますね
表と裏を取り換えてみました
こちらが正解にようです
向かって右に一の枝で緑色は裏枝となります
赤点の箇所に二の枝があれば理想的ですね、後日呼接ぎなどで補充するつもりです
予定の樹高は約6.0㎝以内です
超ミニでも本格的な模様木です
ポイント
超ミニの利き枝は一とニ
曲は二曲あればいい
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