2015年3月21日土曜日

楓株立ち改作(続編)

昨年の項を参照しながらお願いします

取り木をした苗を親株の足元に植え込み、全体の構図を決める作業
株立ち樹形にとってはもっとも大切な仕事で、これでイメージが決まっちゃう感じですね

で、この冬はかなりの暖冬だったので早めの作業となりました
結果は?

そうですね、あらかじめ取り木をしておいた苗が想像よりも細かったので
親株との調和に少々工夫が要りましたが、まあまあの感じに仕上がりました


昨年の晩秋の画像


昨年の秋の段階の計画図

実際の作業の段階になってみると取り木をした苗が細すぎて
とても一本では左下の大きな空間を埋めきれないことが判明


作業後の姿

そこで、5~6本に枝分かれした苗のほとんどすべてを使い
図のように枝が斜め方向に広がるように植え込み、奥行きも感じられるような構図をとりました

親株と子幹がやや離れ見えますが、それは保護の水苔のせいです
何年かの後には両者の根は、同じ株として癒着してしまいます

さあ、今年は行きますよ!
葉刈り2回を目標に樹勢の充実に励む予定です

0 件のコメント:

コメントを投稿