2009年5月15日金曜日

ぶなの芽摘みと葉切り2

芽出しの不揃いだったぶなに
頭頂部ふきんの予備的な芽摘みをほどこしてから一週間

やっと全枝の芽が揃いました
やはり第一段階の予備的作業は大切ですね

ちなみに、ぶなは雑木の中でも葉刈りを行わない樹種ですから(芽が揃わないなどの理由)
今日の作業をしっかりと覚えて実行してください


それでは全面的な芽摘みと葉切りの作業を始めましょう
要領はもみじの場合と同じです


1芽か2芽を残して、その残した葉を画像のように切ります

注意点

山もみじ楓などは1節から左右に一対の芽が生じる対生ですが
ぶなは1節に1芽が交互に生ずる互生ですね

よって、もみじや楓のように「片葉切り」の作業は行いませんし
またやりようもないということですね

ともかく、芽摘みと残した葉の表面積を減らすための葉切りをしっかりと行いましょう


作業途中

力をつけて太らせたい芯はそのままにします


芽摘みも葉切りも行わない「芯」


作業完了(一と二の利き枝ももう少し太らせたいのでそのままです)

フトコロに十分な日光と風が入って内側の芽に元気が蘇ってきます
また葉切りによって水揚げが制御され、真夏の葉やけ防止にも役立ちますね

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