この春先にきんずの好素材に巡り会いました
ご覧のように枝数も多過ぎて伸び放題ですが、肝心の根張りと幹筋と枝順はしっかりしています
数年かかるでしょうが、思い切った改作をし
きんずミニの名木に挑んでみるつもりです
人気樹種のきんずですが、名木が極端に少ないのが悩みの種
それはきんずの培養法の難しさから来ているのです
そして、きちっとした培養法が一般に知られていないため
ほとんどの名木が命半ばに元気をなくして瀕死の状態になってしまうことが多いのです
ここでひと踏ん張り、盆栽で長年ご飯を食べさせていただいた皆様へのご恩返し
きんず培養の秘伝、必勝間違いなしのウルトラ培養法をお教えしましょう
樹高7.0cmの箇所で切り戻しの予定
完成予定樹高は9cm
(現在の足元の幹の直径は約4.2cmです)
どうです、しっかりした骨格でしょ
根張りは八方に張っていて太い幹にもゆったりとした模様が入っています
完成のあかつきには、堂々たる風格を持った
本格的な模様木になるでしょう
現在の姿
購入した時点ではかなり樹勢が落ちていました
暖かくなる5月まで待って仕立て鉢に植替え
早く上の画像のように、芯や枝を切り詰めたい(今でも十分可能です)のですが
これほどの好素材なので慎重を期し、来春まで辛抱することに決めています
づづく
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