冬来りなば・・・、と云いますが、ときはすでに新春
私達の目には見えないところでも間近な春に向けての営みは進行中です
ついこのあいだ紅葉していたもみじ類も12月も半ばになると活動が始まり
うっかり枝を切ると切り口から樹液が涙のように流れ出してしまいます
小品盆栽の冬囲いの中で肩身狭く居候している山もみじの双幹は
私が6年ほど前に手に入れ市内の愛好家さんに買っていただいたもの
順調な培養を続ければこんご5年以内で国風展に入選間違いなし
そう確信を持っている逸材です
今回縁があって再び私のところへ戻って来たのですが
そのときには、落葉後の剪定時期は過ぎていました
落葉後の枝の整理をしていないので、ところどころに徒長枝が目立ちますね
しかし、ここは我慢のしどころ、3月になるまで待ちましょう
植替えと同時に小枝の剪定をするのです
根を切られた場合は、活動は一時停止され樹液は流れないのです
ベテランの方はとっくに知っていることですが
初心から中級くらいの方は良く覚えておいてくださいね
目には見えないところで植物は活動を活発にしたり休止したりしているんです
その植物の動きが目に見えるようになること
それを今年の目標にしましょう!
では
0 件のコメント:
コメントを投稿