石仙堂の箱書きのある古谷石の小品を手に入れました。
これは「嵯峨重塁」(さがじゅうるいと」読むのでしょう)と読むとして、京都の北西の嵯峨地域の景色から命名された銘であると推測します。盆地を含んだ複雑な地形です。
石仙堂(せきせんどう)は石友斎(せきゆうさい)や百穂と同一人物です。
ですから、石仙堂石友斎百穂という長い命名になることもあるわけです笑。
後ろ姿。間口12×奥行10.5×高さ4.8㎝
古谷石特有の袋式の豪華な台座つきです。
昭和の中期から後期にかけて石友斎百穂氏により、多くの銘品が地元を離れ東京へと運び込まれました。
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