2022年3月26日土曜日

紅千鳥もみじの魅力

昭和の末期、かのバブル景気とともに紅千鳥もみじの人気と相場は並々ならぬものがありました。私自身も、幼児の手首くらいの若い素材に100万円も投資して、やっとこ売り抜けたことなどが何回かありました。
まったくあの時代の盆栽相場は何を基準にしたものだったのでしょうね。
ところでその紅千鳥もみじが、令和に入ってのこの数年、またまた非常な人気となっています。そこで何十年ぶりに紅千鳥をよく観察して、その魅力に迫ってみたいと思います。



庭に植えた2㍍くらいの庭木から挿し穂を取って寄せ植えしたもの。樹高約50㎝。
①やわらかいオレンジがかった紅色の葉がうつくしいですね。シンプルな葉形も秀逸です。

②枝分かれがやわらかい。


③挿し木、取り木にての繁殖が容易です。


④若いうちは、青っぽい木肌をしていますが、持ち込みとともに縦縞入りの美しい白い木肌になってきます。

ということで、なにとぞ適正な相場観をたもって多くの愛好家さんに行き渡るようにお願いいたします。

 

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