二年半ほど前に親しい同業者の棚の隅でほとんど見捨てられて元気ない五葉松を譲ってもらい
復活を目指してつれづれ草にも掲載しました
2014/04/24 五葉松復活作戦
その当時の画像ご覧になりましたか?
まったく凄い有様ですね
葉は黄色で艶がなく
一番のポイントであるある芽の先に勢いがありませんでした
さて、その後はそこでも述べている通り
1 真夏になるまでは一番日当たりや風通しがいい棚に置く
2 水は控えめにやるが、水切れにも注意
3 油粕の置き肥を少々やって、葉の色つやをよく観察する
(葉の緑が濃くなるようなら根が動いている証拠)
などの三か条をしっかり守って、とにかく辛抱の培養管理を続け
やっと動き出した根っ子に刺激を与えないように、じっくり守りの培養に徹してきました
じつはこの五葉松、以前つれづれ草で紹介したすぐあとだと思いますが
持主は私からスクールの常連のトリ君に替わっています
じっくりと観察したトリ君も私と同じで
素質の良さに夢をかけて勝負に出たんでした
今年の夏場に回復の著しさに
二人で感動したのを覚えています
光線の加減で芽によって元気の見分けが付かない箇所がありますから
順序を追ってご説明いたします
右下の2本の矢印で示した箇所は元気よし
その上の樹冠部もすべて問題なく、元気元気
左の矢印で示した2~3本の芽がややいじけており生気がない
葉の色つやも少々さえない
拡大図で示します
正式には矢印で示した3本の芽に元気がないんですね
右ではなく左の芽に元気がありません
というわけで復活をかけた五葉松は2回目の夏を乗り切り
着々と全快への道を進んでいます
秋の深まりとともに休眠期に入り
またまた忍従の時期を過ごすわけですが
来春になれば待ちに待った攻めの培養が可能になりますね
楽しみです
それでは
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