初心者の方は、改めて過去のけやきに関するこのページと、下の画像をよく見てください
繰り返しになりますが、この実生挿し木はけやき盆栽の命ともいえる
1 の根張り
2 の素直な立ち上がり
3 1から3までの立ち上がりの短縮
それらを作り上げるための必須の技術なのです
初心の方は、そのことを念頭に入れてこれからの後半を読んで下さいね
作業日 4月25日
挿し木の前に、あらかじめ水やりを行なった植え土に穴をあけておきます
ちょっと大きめの方がいいでしょう
作業日 4月25日
発根促進剤(ルートンなど)を切り口に塗布します
作業日 4月25日
切り口の先端を傷めないようにそっと挿します
作業日 4月25日
挿し穂は真っ直ぐに上に向けて直立させることがコツ
せっかく真っ直ぐな立ち上がりを作ろうとしていることを忘れないで
最後に、足元を軽く押さえておきます
作業日 4月25日
こんな要領
丁寧にやれば別段むずかしいことはありません
作業日 4月25日
こんな感じ
長めの挿し穂なので貝割れ葉が地表からかなり離れています
作業日 4月25日
6×8=48本が仕上がりました
上から静かにたっぷりと水やりをして作業完了
さて、実生挿し木の作業は案外簡単でしたが
これからの管理は少々神経を使ってくださいね
何と言っても、発芽したばかりの苗は根を切られてしまっているし
本葉も固まっていず、まったく頼りない状態ですからね
これからの培養管理のポイントです
1 10日ほど風の当らない日陰に置く
2 その間、噴霧器で一日数回の葉水をやる
3 一週間くらいかけて、少しずつ外気に慣らしていく(葉水励行)
4 曇りか雨の日を選んで棚上での管理に移る
棚上での管理に移ったばかりの苗(5月8日日観察撮影)
挿し木をしたときにはまだなかった十字葉も出て
葉の色つやも良好です
これからは一般の盆栽と同じ棚の上で管理しますが
とにかくまだ幼いため、水切れには最大の注意をはらいます
それでは、実生挿し木の作業はこれで終了しますが
これらのけやき苗の生長は順次みなさまにご報告しますので、お楽しみに
では
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