2023年11月2日木曜日

舞姫もみじ培養のポイント

樹高20㎝×左右26㎝





取り木素材から作り始めて5年になります。
幹と枝の主要部分はかなりできてきました
ので来春は愈々小さめの化粧鉢に入れて、
小枝作りにかかります。
 



足元を拡大して見てみましょう。
大地を確り掴んだ力強い根張が
印象的ですネ。



紅葉前後の今の時期が、もみじの剪定の最適期です。
12月になってからでは、遅すぎます。



秋のもみじ剪定のポイントはここにあります。


 

2023年10月25日水曜日

古鏡型

海鼠釉外縁段足古鏡型水盤


間口44.6×奥行44.6×高さ6.2㎝



この形式は水盤として作られているが、
水穴をあけて鉢として使用している事がある。


間口44.6×奥行44.6×高さ6.2㎝


輪花型と似ているが、異なる形式です。



木賊など水辺の草もの盆栽によく似合います。






落款は葛明祥造






 

2023年10月24日火曜日

鉢の時代感

 間口39.5×奥行29.5×高さ5.0㎝

紫泥外縁切足楕円



惚れ惚れする程の美しい土目。これ程の時代感を
実現するには少なくとも30年くらいはかかる
でしょう。


紫というより紅泥(こうでい)に近い鮮やかな
色です。昭和初期の中国で造られた鉢です。



鉢底の水穴の白っぽいのは水道水
だったからでしょう。




この時代のものには、落款が無い佳品も
多々見受けられます。














2023年10月3日火曜日

加茂川遠山

間口24×奥行き15.5×高さ12.5㎝





主峰とそれに控えた副峰のバランスが悠大な
景色を見せて秀逸。



石質は加茂らしく高雅なり。



 

2023年9月22日金曜日

鞍馬石連山


黄葉に染まる晩秋の連山。

間口19.5×奥行11×高さ12㎝


主峰に力が有り、三峰のバランスも良い。




山深い晩秋の景が美しい。




台座は高級唐木製です。







2023年9月19日火曜日

萬留平水盤

焼き締め丸水盤


間口30㎝

 


萬留平印


日本の古い窯元で、精妙なろくろ技術で作られた
水盤作品に定評があります。


無傷完品



野趣味溢れた草もの盆栽が良く
似合います。

2023年9月17日日曜日

筆洗(ひっせん)

文房具の一種で戦前から戦後の期間に
中国で作られたものでしょう。間口
約20㎝くらいの寸法で、胎土はい
わゆるよく吟味された紫泥です。


筆洗・ひっせん


蓮の花蕾その実が表現されています。
作られた時代は、中渡りよりやや新しく
新渡よりもやや古い時代のものと
見受けました。









 

2023年9月16日土曜日

鴻陽外縁長方鉢




黄釉外縁雲足長方鉢

間口25.4×奥行き19.5×高さ10.6㎝


中国の愛好家さんは紅い釉薬の鉢を好み、日
本の愛好家は黄色を好むといわれます。


鴻陽が中国の中渡り外縁鉢に倣いました。


鴻陽独特の黄色が使い込みによって渋い
時代感を伴ってきました。
無傷完品でーす!












2023年9月5日火曜日

瑠璃釉反縁丸鉢

                      


ろくろの技術が際立った瑠璃釉の丸鉢です。
落款は悠日と記されている。






間口28.3×奥行28.3×高さ12.5㎝
瑠璃釉反縁丸



深い色の瑠璃釉薬が美しいですね。
  







 














                       

2023年9月3日日曜日

緑寿庵陶翠水盤

植松陶翆や水野春松と同じ系統の窯元である

禄寿庵陶翆 は戦前より続く日本の名門

窯元です。   






間口54×奥行37×高さ5.5㎝



渋い竹色の釉薬がしっとりと落ち着いた
雰囲気を醸し出しています。




若竹色よりもやや渋い、老竹色ですね。我々
  盆栽人の色彩感覚は、なかなかデリケート
です。


陶翆窯に特有の(でべそ落款)で、
(陶翆窯造)と記されています。



      

2023年8月30日水曜日

宗像一蒼


一蒼作のミニ鉢6点



宗像一蒼さんはなりふり構わず、仕事に打ち込む

 人のようで電話しても出てもらえないことが

良くありました(笑)


そんな時はFAXで連絡しました。



一蒼さんはろくろだけでなく施釉においても

名人の域に達しています。その多彩な釉薬に

名前を付けてみました。




後列左から

辰砂釉、若草釉、鉄砂釉



前列左から

青釉、椿釉、瑠璃釉

















2023年8月28日月曜日

篠宮夢陶・蕎麦釉楕円鉢

                      


間口13.5×奥行12.5×高さ1.8㎝



いわゆる茶蕎麦と呼ばれる渋い釉薬です。
薄手のボデイの成型は非常に巧みです。



鑑賞鉢というより実用鉢ですね。




鉄分の多い渋い土目が魅力的です。

2023年8月27日日曜日

砂消しゴム


本来は盆栽用具ではないが、用意しておくと
とても便利です。特に小鉢の汚れ落としには
無くてはならない用具ですネ。



小鉢の汚れを落とす時は、過度に力を入れず
丁寧に根気よくやりましょう。


久谷の赤絵鉢が、絵が見えないほどに汚れてしまいました。
絵が識別できる程度に汚れを落とします。
釉薬の輝きが見えてきましたネ。


金彩の輝きも蘇ってきました。



うっすらと時代感を残して、作業終了です。