2009年1月27日火曜日

楓の根接ぎ(貫通式)


楓模様木 樹高13.5×左右16.5

幹筋のど迫力が見どころ
枝順も申し分なく、しだいに小枝もほぐれてきました

ところが根張りの一部に泣き所があって
これを克服しなければ、これ以上の出世の道は閉ざされてしまっています

そこで、待ちに待った適期がやってきたので
将来のために荒治療に踏み切りました


貫通式の呼び接ぎは一年を通して可能ですが
根接ぎの場合は「穂木」の根も一緒の鉢に植込みますから、植替えの適期に行うのが普通です

まず親木の根を、普通の植替えよりも多めに根と土をほぐし
接ぐ位置の確認をしっかりと行います


全体を水洗いした根

接木を行う予定位置のまわりもきれいに水洗い
黒マジックで印しをつけた2点が根接ぎの予定位置です

つづく

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