時期 葉が固まった11月下旬から翌年の3月中旬まで
目的は盆栽の完成度によってことなりますが
古葉を取ることにより日光と風通しをよくし、新葉の成長を促します
同時に新葉の数と芽数を調整し、各枝のバランスのよい生育を目指します
鑑賞上からも培養的にも非常に大切な作業です
まだ若さの残る黒松ですが、幹筋、枝順の整った姿のいい木です
培養上も各枝の勢いも均衡が取れています
この場合は古葉を取るだけで充分です
大きな盆栽ではピンセット抜きますが
小品の場合はハサミを使って葉の元を2~3ミリ残しで切ります
小枝を傷めないためと、隠れた胴吹き芽を守るためです
根気よくていねいに一芽ずつ処理していきます
樹冠と向かって右半分が終わりました
左はこれからです
すべて完了
半完成の上の写真と見比べてください
拡大図
古葉のついた状態
古葉を切って新葉のみにした状態
2002年1月13日日曜日
2002年1月9日水曜日
黒松だらけ
正月の4日の夜に「盆栽を買い取って下さい」との話が入りました
しかも翌5日の正午が交渉の時間だというんです
盆栽屋にとって「売ってください」という話は嬉しいことは勿論のことですが
「買って下さい」もかなり嬉しい話なんです
急な話でも、このチャンスを逃す手はない!
他の約束をキャンセルしてチャレンジ!
小品黒松が100鉢、中品と大品が50鉢、その他の樹種の小品が50鉢
幸い正月休み中の同業の友人(大型車つき)に応援を頼んで、その夜には我が家へ運搬完了
持つべきものはいい友達ですね(こんなときだけ感激・現金男)
それにしても疲れました~ッ!
今日まで駐車場に降ろしっぱなしになっていたのを
やっと大小の区別をつけて棚に載せました
狭い我が家の棚は、黒松だらけです~ッ
今日も疲れました~ッ!
明日はABCのランクを識別しなければなりません
盆栽屋って肉体労働きついんですよ
今日は早く寝ます
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