樹高19×左右21㎝
秋田地方の山取り種で一般種よりやや矮性。
しばらく植え替えを怠っていたら、
フトコロの芽が少なくなってきた。
古い根をほぐして土を入れ替える。
これで元気な芽が吹いてくるだろう。
植え替えから1週間経過。
各先端の芽がほころび始めてきた!
後ろの肩あたりの古傷を治癒させるのも
今後の重要課題の一つです。
カラスの嘴のような花蕾が
開いてきました。
鉢は小さいほど花の風情は
可憐に見えます。
高さ9㎝
第二回国風盆栽展写真帖
昭和10年1月1日発行
横15×縦22㎝
全104頁
太平洋戦争勃発まであと数年!!
左上は松平会長
左上の左から酒井副会長、副会長夫人、前田候夫人
中は松平会長夫人
松平会長の一席
国風盆栽写真帳
第14回国風盆栽展帳
26×18.5㎝ 全130頁
昭和16年6月1日発行
昭和16年3月14日より17日
上野公園 東京府
100年の歴史を持つ国風盆栽展
今年も98回目の展示会が上野の
都美術館で開催されました。
ご紹介するのは第14回と16回の
記念帖です。過酷な戦中戦後を
生き抜いた貴重な資料です。
現代小品盆栽の父と呼ばれる松平頼義
伯爵の1席。
大きな盆栽も飾られています。
第16回国風盆栽展記念帳
26×18.5㎝ 全118頁
昭和17年7月1日印刷
国風盆栽會
ごく僅かですが奇跡的に残された
100年間の記録をご覧ください。
右は会長の松平伯爵の1席で、左は
副会長の酒井伯爵のミニ
盆栽です。
全100回に近い全ての記録が
この盆栽界には存在すると言われています。
アメリカ蔦
上下15×左右25㎝
日本の野山に自生する山蔦とは一味異なっ
た味わいのアメリカ蔦ですが、古く持ち込ん
だ幹枝の古雅な趣には捨てがたい味わいあ
ります。
樹皮や小枝のほぐれから見ると20年は超えた
樹齢をもっているようです。
鉢も似合い下方鉢に入っています。
樹形も野性的です。
日本の蔦と異なら照葉です。