2025年2月26日水曜日

曙山作唐舟

 


 


 

ごく希にしかお目にかかれない曙山の
作品をご紹介しましょう。

曙山と若原英正は師弟であったとも
言われていますが、さだかではありません。 



間口4.5×高さ1.8㎝

残された曙山作品は英正に比べて極端に少ない。
出来上がりの技術は
どちらが勝るとも劣らないといわれている。



同じような意匠の唐舟が英正にもそんざいします。


舟の帆の元に曙山の落款。



 

2025年2月22日土曜日

畑中兵衛の書籍

畑中兵衛著

盆栽鉢

陶芸鑑賞と楽しさ


平成八年九月11日発行


市川苔洲

写真掲載だけでなく、解説文も豊富。



古伊万里染付

なんと、その昔に身近なところに存在したいっぴん。
懐かしい!

 

2025年2月12日水曜日

舞姫好素材

 挿し木5~6年生

樹高28㎝


人差し指くらいの太さ、
素材と種木の部分に分けて持ち込むとよい。


春から入梅にかけて挿し木と取り木により
種木をゲットして別々に育てる。
この部分は15㎝の小品として持ち込む。


後ろ姿。

過去の舞姫の記事を参考にして
取り木と挿し木を実行しましょう。




2025年2月7日金曜日

苔洲の桐箱

10年ほどまえに行書体で仕上げた苔洲の箱。
窯変の出た独特の辰砂釉薬が良く似合う。


苔洲としては間口37センチと破格のサイズ。


大正の末から昭和初期の苔洲全盛期の作品。


たっぷりと奥行きのある楕円は、
実用の美に溢れています。


苔洲の代表的落款、たいしゅうと読みます。
白っぽい独特の土目も見てとれます。