2004年2月8日日曜日

れんぎょう双幹

昨日は、隣組(35戸)の恒例行事の新年会(毎年2月第一土曜日)(会費2.000円・年季の入った手作り料理多数)
私はあいにく出仕事、カミサンも他に予定あり

午後1時開始で、私はやっと午後4時に到着
毎年のこと、宴は今を盛りと燃えておりました(おじん、おばんの脅威のスタミナ)

この新年会は約30年の歴史あり
ちょっとは誇れる我が隣組の結束力であります

住人としては最古参だが、始めてから20年間は私が一番の若輩者
今やっと中堅の下、よっておばんの人気は抜群ですよ

午後5時本〆
午後5時半から近所のスナックを貸切にして第二次会

これがまた凄い、夜中の11時までカラオケ75曲(くらい)
定年後の隠居とはいえ、現役時代に鍛えた胃袋はアルコールも呆れるほど

それでもお開きの頃には老タイガーが2頭ほど出現
例によってこれを計算に入れてある私は、中生1杯で自重していました、この後に運搬・配達係のお仕事があり

スナックから住居までは約400メートル
2頭の獰猛な老タイガーを小脇に抱え、奥様に手渡すまでは私の責任です

老たりといえどタイガーです、猫じゃありません、簡単には寝床へは直行しませんね
往生際悪く「あがれッ、あがれッ、オーイッ、酒もってコイ」といって叫びます


そんな訳で今日はお疲れ

今日は老タイガーズは二日酔なのでしょう
隣組はいやに静かです

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れんぎょう双幹

大木感のある本格的な主幹に子幹が愛嬌よく寄り添い、絶妙のバランスで
立ち上がりの力、枝順、枝打ちなど申し分ない魅力を持っています

れんぎょうのミニサイズとしては、かなりの高レベルの逸品です

さて、掲示板でお尋ねがありました
ご質問の要旨は、株立ち状になる性質の連翹を、どのようにして単幹の模様木に作るのか、ということです

盆栽に仕立てられている樹種には、根元から不定芽(やご芽)が出て
放置しておくと自然に株立ち状になるものがあります

れんぎょう、さつき、つつじ、ぼけ、長寿梅、百日紅、かまつか、がまずみ、姫柿、しょうびゃく、姫こぶし、梅もどきなどたくさんあります
やご芽が出ない樹種は、山もみじ、楓などが代表的です

不定芽の出る樹種は、苗を肥培して太らす段階で、親幹の足元からたくさんの不定芽(やご芽)が出ます
それを放置しておくと、株立ち状になり、親幹は不定芽に養分を吸い取られて太りは極端に鈍くなります

単幹に仕上げるためには、その不定芽を見つけ次第に残さず丹念に掻き取り
徒長したものは元から切り取り、親幹の方はやや徒長させながら肥培に努めるのです

親幹の模様や枝配りを同時進行で行うことはもちろんです
この繰り返しで仕立て上げていきます

親幹がある程度の太さや古さを備え樹勢も安定してくると
不定芽は自然に出にくくなります

写真のれんぎょうの子幹は、親幹が安定してから吹いたやご芽を利用して双幹にしたもので
初めからのものではありません


親幹と子幹の年代はかなり違います
このことからも、理解していただけますね

よろしいですか、不定芽が元から吹きやすい性質の樹種は
始めに親幹を作り上げ、それがある程度出来上がってから、不定芽を利用し子幹の本数を決めていくのです

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